里親になる前に知ってほしいこと

１　ネコの避妊去勢手術を行うことで、性ホルモンが関係する乳がんなどの病気を予防できます。

２　また発情期の大きな鳴き声やマーキング行為などを防ぐことができます。

３　ネコは交尾をすると9割近い確率で妊娠します。

　　1回の出産で５～６匹産むのであっという間に増えて、

　　手術代（オス１～２万、メス２～３万）が出せず多頭崩壊してしまいます。

　　（オスとメスを部屋ごとにわけているから大丈夫だと言う人がおられますが、

　　　地震などの災害で家が壊れた時に脱走し、子供を産むと不幸な野良猫が増えてしまいます。）

　　デメリットは太りやすくなるぐらいです。

　　手術前に血液検査を行うので、麻酔の副作用もほとんどありません。

完全室内飼いの猫15.97年　基本は室内飼いでも外に出かける猫は13.63年。

寿命が2年半も違います。

１　交通事故の防止：ネコが車にひかれない。

２　野良猫との接触を防ぐことで病気を防げます。

　　猫エイズや白血病のウイルスを持っている野良猫がいます。発症すれば治療法はありません。

３　ご近所トラブルを防止できます。

　　ネコが他人の庭でおしっこやうんちをしてしまい近所迷惑になります。

４　他人から危害を加えられない：ネコをさらって、虐待する人がいます。

　　2019年10月25日　長浜市の小学校で切断されたネコの死骸がみつかっています。

５　ダニやノミを介する感染症を防げる。

　　ネコを外に出すと感染症を引き起こすマダニやノミをつけて帰ってきて、マダニやダニが人を刺します。

　　重症熱性血小板減少症候群（SFTS）というウイルスで死者も出ています。

家に閉じ込めたら、運動不足でストレスが溜まる。

そう思うかもしれませんが、完全室内飼いでもネコが満足できる環境を整えられます。

最低限必要なのは、猫が上下運動できるスペースと猫が落ち着けるスペースです。

猫は上下運動と高い場所が好きなので、キャットタワーを用意しましょう。棚など自作でも大丈夫です。

カゴや段ボールなどで落ち着ける場所を作りましょう。

トイレは人通りが少ない部屋の隅に設置しましょう。

エサと水はトイレから離れた場所に置きましょう。

爪とぎを置きましょう。100均でも買えます。